晩秋の別所温泉ツーリング−2006年11月17日(金)
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秋も深まり、ずいぶんと寒くなってきました。今年のツーリングもそろそろおしまいかな…、ということで、ヨツさんと二人で走り納めに、信州上田の別所温泉まででかけてみました。
ヨツさんは毎日咳をしてるし、私の同僚も風邪で休んでるから、そもそも出かけられるかどうか心配だったのですが…。

[ルート]
秩父→上野村→十石峠→佐久穂町→浅科→丸子→別所温泉
→海野宿→上信越道東部湯の丸IC→上信越道吉井IC→吉井『陽気軒』→秩父


[参加者]
ヨツさん@モトグッツィ、nori@XJR400Rの2台

07:30 自宅を出発
天気予報は晴れだったはずだけど、どんよりとして曇り空…。なぜだ!?
集合場所の「セーブオン小鹿野飯田店」へ向かいます。途中でガソリンを満タンにしました。
08:20 セーブオン小鹿野飯田店 (0km)
セーブオン小鹿野飯田店」にてヨツさん待ち…。ヨツさん20分遅れで到着(笑
さっそく出発する。なから寒い…。国道299号で志賀坂峠を越え、上野村を目指します。曇り空でしたが、河原沢の紅葉もなかなかキレイでした。

  
09:08 上野村ふれあい館 (38km)
今日は道の駅うえのをパスして、「上野村ふれあい館」に到着。
上野ダムに関連した施設のようでなかなかキレイな建物です。トイレなんかも、道の駅よりはるかに立派!
開いてる時間にもよるけど、今度からここを休憩スポットにしよう。

 
09:50 十石峠 (54km)
十石峠までは林道矢弓沢線を使ったほうが早いような気もするんだけど、今日は国道299号の本線を使う。
あいかわらず道路の真ん中に石が落ちてたりするんだけど、山の紅葉はなかなかキレイでした。




峠に近づいたところで、なぜか山の木が白っぽく見える。なんだろうなぁ…、と思いつつも十石峠に出たら、あたり一面、木々が霧氷になってる!
これにはビックリです。まるで冬桜のように花が咲いてるみたいですね。

  

 
十石峠を下るとそこは佐久穂町。山の紅葉も秩父あたりと違って杉林が少ないから、なかなかキレイな景色でした。

10:38 道の駅ほっとぱ〜く浅科 (87km)
ここから見る浅間山の景色はなかなかのものなのですが、今日は曇ってて山頂がちょこっとしか見えませんでした。
自販機のココアで冷えたカラダを暖める。日なたにいると結構あったかいんだな。

 
11:45 セブンイレブン丸子生田店 (113km)
塩田平のちょっと手前。トイレ休憩で立ち寄る。牛焼肉串が旨そうだったので食べてみる。なかなか、まいう〜。


12:06 別所温泉の安楽寺 (123km)
塩田平を抜けて「別所温泉」に到着。
温泉街を通り抜けて「安楽寺」の駐車場にバイクを置く。ここの紅葉がキレイでしたねぇ。さっそく安楽寺を拝観してみます。

 


安楽寺は鎌倉時代に建立された曹洞宗のお寺です。ここには国宝の「八角三重塔」があるので、拝観料300円を払って見学してみました。
なかなか立派な本堂です。今日はたまたま葬儀があったようですね。

  


パンフレットによると、「国宝に指定されたのは昭和27年3月29日。三重塔は本堂の裏を登った山腹にあり、重厚なたたずまいがどっしりと空間を支えている。建立年代は従来鎌倉末期、または室町初期といわれ定説がないが、安楽寺が鎌倉北条氏の外護によって栄えた寺で、開山が入宋僧、二世が中国よりの帰化僧であり、共に北条氏との交渉も深いので、北条氏滅亡後、これほど立派な塔婆の建立の契機を考えにくいことなどから、寺運の最も栄えた鎌倉時代末期に建てられたものと思われる…」

  


「長野県には国宝の指定を受けている建物は5つあります、そのうち第一に指定されたのがこの塔です。ふつうの塔は四角形のものですが、八角形の塔は全国にこの塔一つだけしかありません。この塔は一番下に裳階(ひさし)がついています。一見、四重塔にみえますが、正確には「裳階付三重塔」というのが正しいのです。縁や手すりがなく、柱は直接地面から立っていて、まわりは板壁です。屋根を支える垂木が扇の骨のように放射状に外側に出ています。こういう建築を「禅宗様」といいます。 八角という塔は古代には日本にもあったという記録は残っていますが、いずれも現在はありません。流れるような曲線をえがく四層の屋根、その屋根を支える華やかな木組み、堂々とそびえる風格はさすがに日本の名塔といえます。」とのこと。
カエデも色づいていて、なかなかの景色でした。さすが国宝、見とれるほど素晴らしいです。

  


境内の紅葉もキレイでしたね。天気が今ひとつでしたが、なかなか上手く撮れたかな…。

  


安楽寺を出て、遊歩道を常楽寺方面に向かって歩く。遠くに見えるのは上田の市街。なかなかのロケーションです。
別所温泉ていうのは、もっとこぢんまりした温泉街なのかと思ってましたが、けっこう大きくて立派な旅館があったりします。
さすがに平日だけあって、晩秋のこの時期にしては観光客の数は少なかったように感じました。




本日の昼食は、事前に調査しておいた、常楽寺下のそば処「そば久」です。普通の家を改造して蕎麦屋にした感じのお店でした。




ここの天ざるが美味しいということで、さっそく注文してみました。まあ、1,575円はちょっと贅沢でしたけどね。
コシの強い、しっかりしたそばでした。さすがに旨い!

  


「そば久」を出て、温泉街を散策してみました。
メインストリートの坂道をのぼって行くと、別所温泉のシンボルである「北向観音」があります。
北向観音の歴史は古く、825年の創建とのこと。その名のと通り北向きで、南向きの善光寺と向きあっていて、善光寺に参詣したら北向観音にも参拝しないと片参りになって願い事がかなわないといわれる。境内の手水には、暖かい温泉が湧き出ています。

  


境内には有名な「愛染かつら」の木があります。
札所観音堂には、秩父三十四観音の尊像も奉納されていました。縁があるものですね。

  


別所温泉は、信州の鎌倉と言われる塩田平にある古くからの温泉で、「石湯」「大師湯」「大湯」などの由緒ある共同浴場があります。その中でも“源泉掛け流し”で地元の人にも一番愛されているという「大師湯」に入ってみました。
大師湯は別所温泉の中心、北向観音のすぐ側にある共同浴場で1000年以上の歴史があるそうです。観光協会の解説によると、「天長2年(825年)比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が北向観音堂建立のため当地に来錫の折、好んで入浴したので大師湯と名付けられた。」とあります。
大師湯の建物は古くからの湯殿といったつくりで、なかなか味わい深いものがあります。
入浴料は150円で、入口の券売機でチケットを購入しました。番台のおじさんに「ここに券を置いてってよ〜」って言われ、中に入りました。

 


こぢんまりとした脱衣所で、浴場にはタイル貼りの半円形の湯船がひとつあるだけ。大人が5人が入ればもういっぱいになってしまうくらいの大きさ。お湯は透明。軽く硫黄臭のあるアルカリ性の高い硫黄泉で、美肌の湯とも呼ばれているそうですね。
やっぱりツーリングの途中で立ち寄る温泉は、こういう風情のあるトコだと最高ですよ!

  


大師湯を出て、北向観音の参道あたりをぶらぶらしてみました。いい感じの温泉街ですねぇ。若いコなんか、まったく見あたりませんが…(笑
それでも帰り際、旅館の浴衣を着た若い女の子の二人組を見かけたので、別所温泉もそこそこ人気のある温泉なのかな?

  


お土産には、塩羊かんと厄よけ饅頭を買いました。温泉街から安楽寺の黒門をくぐって、バイクをとめてある駐車場に戻ります。

 


別所温泉駅は、映画「男はつらいよ寅次郎純情詩集」のロケ地にもなったそうです。見たことないけど…。
もうちょっとゆっくりしたかったけど、別所温泉をあとにして海野宿に向かいます。

 
15:17 海野宿 (140km)
別所温泉から県道を下りてきて、東御市にある海野宿に到着。
観光協会の解説によると、「海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くありました。
寛保2年の大洪水によって隣接する田中宿が被害を受け、本陣が海野宿へ移されてからは、伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と、たいへんな賑わいを呈していました。
明治に入り宿場機能が失われてからは、養蚕の村へと移り変わりました。
海野宿は伝統的な家並みが現在まで保存されていることから、昭和61年には「日本の道百選」に、62年には「重要伝統的建造物群保存地区」に選定を受けています。」とのことです。
いい感じの町並みですねぇ。ホントは1時間くらいかけてゆっくり散策できればいいんだけど…。

  


海野宿の通りは、「日本の道100選」にも選ばれています。先日、秩父の栃本関所に行ってみましたが、「日本の道100選」が最近ちょっと気になっているんですよ。プレートを探してみたら、宿場入口の神社の前に建っていました。

 


海野宿から国道18号をちょっと走り、東部湯の丸ICから上信越道に乗ります。


16:02 上信越道横川SA (193km)
横川SAで休憩。日が傾き、ずいぶんと冷えてきました。
何か温かい飲み物が欲しいなぁって探していたら、面白いものを発見!なんとその名も「焼いもオ・レ」です。
ヨツさんと「たいがいこういうものにチャレンジすると失敗するんだいなぁ〜。それに150円だし…」っと言いつつも、二人とも買う気まんまん(笑
さっそく飲んでみたところ、なかなか美味しいじゃない!
それにしてもこの味は、どこかで味わったことがあるようなないような…。モンブランかなぁ…、なんて思ったりしたんだけど、「そうかっ、プリンだっ!それも家で作るプリンの素の原液じゃないのかっ!?」ってな具合で、二人して大ウケ(笑

  


ヨツさんはここでガソリンの給油です。ハイオクで151円とは、やっぱりSAのガソリンスタンドは高いなぁ…。


16:48 吉井町『陽気軒』 (227km)
吉井ICで上信越道を降りて、吉井駅近くの『陽気軒』へ向かいます。やっぱり、吉井ICを降りたら陽気軒でしょ!(笑

 


4月のツーリングでは、店の前まで来たのに定休日で食べられなかったヨツさんは、お約束の「あぶり焼きチャーシューメン」を注文。私は先月も食べたので、今回は「全部のせラーメン」に挑戦してみました。
あぶり焼きチャーシューの他、普通のチャーシューに特製チャーシュー、煮たまご、メンマ、ナルトが載ってるスペシャルなラーメンですね。
う〜ん、旨い!相変わらず、満足度も高いですよ。

  


以前、あぶり焼きチャーシューメンとセットのジャンポぎょうざ3個で異常な満腹になってしまった教訓から、今日はジャンボぎょうざをお持ち帰りにしてもらいました。5個で450円は、その満足度から考えても、ヒジョーにお得ですね。家で子供たちにも食べさせたらムチャクチャ好評で、結局私は1個しか食べられなかった…(笑


18:15 長瀞町 (264km)
吉井の陽気軒を出ていつものコースで秩父へ向かいましたが、ここで長瀞の紅葉がライトアップされているのを思い出し、出牛の交差点で長瀞方面へ左折する。
自然博物館前の紅葉はまだまだ青く、数本が赤く色づいている程度。まだ人出もまばらでした。

  


それでもカメラのホワイトバランスを太陽光にして撮ってみると、なかなか雰囲気のある写真になりました。

 
19:12 自宅に到着 (284km)
今日も無事に帰宅できました。
さすがに寒かった…。今年のツーリングも、いよいよこれでおしまいになりそうです。
それにしても別所温泉は良かった…。
塩田平のお寺や上田市内はまったく見られなかったし、海野宿の町並みも時間をかけて歩いてみたかったですね。来年、日が長い時期になったら、また行ってみたいと思いました。とても満足度が高く、面白いツーリングコースですね。

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